風邪引いて幻肢痛
2024年02月18日
どうやら風邪を引いたらしく、この土日はほとんど動けなかった。
金曜日の夜から調子が悪く、土曜日はずっとダウン。日曜も半日は寝て過ごし、今になって散歩へ行ってきたところだ。
風邪の症状は軽めで、全身が重だるい。喉がいがいがとして、鼻水が出る。食事は普通にできた。
風邪に関しては心配しなくても良さそうだが、問題は幻肢痛だった。幻肢痛とは、腕や脚を切断した場合、切り落としてないはずの場所に痛みが走る現象のこと。
僕の幻肢痛はいつも決まっている。突然前触れもなく、電気ショックが走ったようにないはずの足が痛む。かつての足の形状が痛みによって浮き彫りになるのが怖い。
一回一回の幻肢痛は大したものではないが、それが連続して襲ってくると、歩く気力がなくなってしまう。家でずっとダウンしていた土曜日は、トイレへ行くために義足を履くのもしんどかった。
幻肢痛が頻発する時は、どうやら短くなった右足下肢の筋肉が強張っているようだ。この部分は鍛えられないから普段は柔らかいのに。今回の発見。
義足ユーザーの中には、幻肢痛のために出勤できない人もいると聞く。今回は風邪が土日で助かった。
僕の場合は、少しの体調不良でも歩けなくなるかもしれない。普段、あまり幻肢痛を感じないで過ごせるのは、僕が健康であることの裏返しでもある。
健康は本当に大事。と改めて実感する出来事だった。
スポンサーリンク